カブトムシクワガタはどちらが強いのか?

日本で夏の人気昆虫といえば、「カブトムシ」と「クワガタムシ」が代表的です。
夏の雑木林では、実際に両者がバトルしていることがありますが、カブトムシとクワガタはどちらが強いのでしょうか?
さっそく紹介していきます!

執筆者: 亀田恭平 ネイチャーエンジニア
全国各地で観察した生き物たちの魅力をアプリやブログなどで発信中。もりみらい いきものゲームズの開発者。今まで出会った動植物は「5,000種」以上。書籍「弱虫の生きざま」。
カブトムシとクワガタムシの必殺技
カブトムシの必殺技

カブトムシ
カブトムシの必殺技は「大きなツノによるすくい投げ」です。
他の虫との戦いの時にはツノを相手の体の下に差し込み、テコの原理で遠くに投げ飛ばしてしまうのです。(カブトムシの強さの秘密について詳しくは以下の記事で紹介しています)
また、装甲とも言える硬い体を持つ点も、カブトムシが強い理由の1つです。
▶︎ 最強クラスの虫「カブトムシ」の強さを解説!カブトムシの意外な天敵とは?
クワガタムシの必殺技

ノコギリクワガタ
クワガタムシの必殺技は「大きなアゴによる投げ飛ばし」です。
その大きなアゴで相手をはさみ、体をそらして投げ飛ばしてしまいます。
大型のクワガタムシがその大アゴで相手をはさんだ時には、状況によっては相手を真っ二つにしてしまうほどのパワーがあります。
カブトムシとクワガタはどちらが強いのか?
カブトムシとクワガタムシそれぞれの強さを確認しましたが、一体どちらの方が強いのか、考えてみます。
結論から言うと、「クワガタムシの種類」「個体の大きさ」「戦う場所」などによります。
実はクワガタムシには多様な種がいて、姿も大きさも大きく異なるのです。
しかもクワガタは個体によるサイズの差が大きく、同じ種でも、(全長で比較して)なんと3倍ほどの差がある場合もあるのです。

小型のノコギリクワガタ。アゴの形も違う
一方で日本でカブトムシといった場合、「ヤマトカブトムシ」という僕らがよく知っている種のことを指します。
カブトムシとまともに戦えるクワガタムシは、大型の種で、個体のサイズも比較的大きなものに限られるでしょう。
身近なクワガタであれば「ミヤマクワガタ」「ノコギリクワガタ」「ヒラタクワガタ」あたりになります。
日本でカブトムシといった場合、「ヤマトカブトムシ」という一種にほぼ絞られますが、クワガタムシには実は多様な種がいます。
カブトムシとまともに戦えるのは、クワガタの中でも比較的大型な種だけなのです。
以上を踏まえて、サイズがある程度均衡したカブトムシとクワガタムシが木の上で戦う場合、
・正面から押し合うなら → カブトムシ有利
・低い姿勢をキープできる状況で戦えるなら → クワガタ有利
となるでしょう。
つまり、絶対にどちらが強いとは言い切れません。
どこで戦うか、どのように戦うかによって勝敗が大きく変わる、というのがリアルな世界の面白いところですね。
ちなみに、スマホアプリ「虫&バトル」ではさまざまな虫たちのチームを組んでバトルすることができます。
カブトムシとクワガタのバトルをシミュレーションしたい方は、ぜひインストールしてプレイしてみてください!
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