9月にみられる虫・昆虫おすすめ5選

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オオカマキリ

8月も終わりに近付くと、「もう虫の季節も終わりかな…」と少し寂しい気持ちになることがありますよね。

でも実は、9月に入っても、まだまだたくさんの魅力的な虫に出会うことができます!

というわけで今回は、「9月に見られるおすすめの虫たち」を紹介します!


執筆者: 亀田恭平 ネイチャーエンジニア

全国各地で観察した生き物たちの魅力をアプリやブログなどで発信中。もりみらい いきものゲームズの開発者。今まで出会った動植物は「5,000種」以上。書籍「弱虫の生きざま」。

9月に見られるおすすめの虫5選

秋の音楽隊「キリギリス・コオロギ」

ハヤシノウマオイ

ハヤシノウマオイ

むしろ晩夏以降こそが旬、という虫たちがいます!

それがエンマコオロギやマツムシ、カネタタキといったコオロギの仲間と、クツワムシやウマオイ、ササキリやツユムシといったキリギリスの仲間たち。

これらの虫たちは少し前から出現自体はしているのですが、成虫になるのがこの季節なのです。

彼らは成虫になると「鳴いて」求愛行動を取るのです。

そのため、秋の夜はこの虫たちの鳴き声で非常に賑やか。

コロコロリー
スイーッ、チョン
ガチャガチャガチャ…

など、種ごとにユニークな鳴き方を持っているんですね。

この季節は、ぜひキリギリスやコオロギが奏でる音楽をお楽しみください!

秋に鳴く虫については、以下の記事でも紹介しています↓

▶︎ 秋の夜に鳴き声が聞こえる虫7選!鳴き声と虫の特徴を解説

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花に集まる多様なハチ「ハナバチ、ハキリバチなど」

ナミルリモンハナバチ

その暑さのせいか、真夏は花を咲かせる植物が比較的少ないのですが、秋になるとまた色々な植物が花を咲かせるようになります。

するとその花の蜜や花粉を求めて、さまざまな虫たちが集まってくるのですね。

そこでぜひ観察したいのが、花に集まるハチたち。

花の前に立っていると、ミツバチやハキリバチ、ツチバチやヤドリバチの仲間など、多種多様なハチたちが花を訪れるのです。

中にはナミルリモンハナバチという、青くて美しいハチも!

ナミルリモンハナバチは林縁にある花でよく見られます。

ハナバチの仲間は「キツネノマゴ」「アキノタムラソウ」といった植物の花をよく訪れるため、それらの植物の前で待っていると観察できることがあります。

ぜひ、秋は花の前で訪れる虫たちをお楽しみください!

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花に集まるかわいいハエ「ハナアブ」

ナミハナアブ

ナミハナアブ

花に集まる虫はハチだけではありません。

9月にはハナアブも花でよく見られるようになります。

ハナアブは名前に「アブ」とつきますが、人を刺すことはなく主に花の蜜を吸う温厚なハエの仲間です。

ハナアブにもさまざまな種類がおり、よく似た姿のものでも腹の模様が微妙に違って別種であるなど、よく観察していくと非常に面白い虫です。

また多くのハナアブが持つ黒と黄色の配色の体は身を守るためにハチに擬態していると言われており、非常に華やかな姿のものが多いです。

金色のボディを持つキンアリスアブ

マニアックな部類の虫ではあるのですが、向き合ってみるととても可愛らしくて魅力的な虫なので、この機会にぜひ注目してみてください!

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狩りの方法は待ち伏せ「カマキリ」

オオカマキリ

オオカマキリ

大きな鎌を持つ肉食昆虫といえば、カマキリ

狩りの方法は「待ち伏せ型」。

ススキなどの細長い葉に紛れ、気付かずに近くに来た獲物に襲い掛かります。

かなり大きなサイズのバッタなども、カマキリの餌食になったりしていますね。

そんなカマキリたちも、幼虫は初夏くらいから見られますが、成虫が見られるのは晩夏以降です。

ちなみにカマキリ同士はとてもよく似た姿をしていますが、身近でよく見られるカマキリは4種ほどいます

身近な場所には何の種類のカマキリがいるか、ぜひ探してみてください。

カマキリの種類・見分け方については、以下の記事で紹介していますのでご活用ください↓

▶︎ カマキリの種類と見分け方!オオカマキリ、チョウセンカマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリの違いを解説

手のひらサイズの巨大な蛾「ヤママユ」

ヤママユ

インパクトのある姿を持つ蛾として最上位に来るのは、ヤママユでしょう。

ヤママユは8月後半から9月頃に成虫が見られる「ヤママユガ科」に属する蛾の仲間です。

その一番の特徴は、なんといってもその大きさ。

その大きさは115〜150mmほどもあり、これは"大人の男性の手のひらサイズ"です。

はねには目のような模様(眼状紋)もあり、とにかくインパクトのある蛾なのです。

ちなみにヤママユガ科の仲間は、秋以降に出現する種が多く、このグループはむしろ9月頃から始まるといった印象の虫たちです。

ここから季節が進むにつれて、クスサン、ヒメヤママユ、ウスタビガと続いていきます。

このことを踏まえると、9月というのは「虫の季節が終わる」ではなく、「秋の虫シーズンの開幕」と捉えることもできます。

虫は季節に応じて出会える種が大きく変わり、季節ごとにさまざまな出会いがあります。

そう考えると、虫にあまり出会えない空白な期間というのは、実はそれほど長くはないんですよね。

とはいえ、虫がいなくて寂しい・恋しいと感じる時もあると思います。

そんな時はぜひ、配信中の虫ゲームをプレイして虫を感じていただければと思います!

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